炒め卵のチリソースがけ

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トップシェフのヘルシーレシピ

炒め卵のチリソースがけ

1人分 198kcal 食塩相当量 1.1g

古田等

香り高いソースが味の決め手
炒り卵がプロの一品に。

プライパンと家にある食材で
中華のごちそうが完成。

 子供からお年寄りまで世代を問わず喜ばれる卵料理。今回は卵と調味料があればフライパンひとつで作れる、手軽なメニューを紹介します。材料がシンプルなだけに、卵もソースも炒め方が仕上がりを左右します。卵は固焼きや炒り卵にしてもおいしいのですが、半熟に仕上げれば色も鮮やかに。卵をふんわり仕上げるコツは、よく熱したフライパンに溶き卵を入れて菜箸で攪拌し、中心が半熟になったらオムレツの要領で丸めるように返すこと。形が整ったら、汁が出るぐらいのゆるさで手早くお皿に移します。
 チリソースは、しょうが、にんにくをしっかり炒めると香りよく仕上がります。ただし、豆板醤は焦げやすいので、ヘラでこまめに返しながら炒めてください。豆板醤はメーカーによって辛さや塩分が異なりますが、調味料で調節できるので、そら豆がたっぷり入っているものを選びましょう。そもそも豆板醤はそら豆を発酵させて作った調味料なのですが、中には入っていない商品もあるので、原材料をチェックして買うようにしてください。

 豆板醤がなければ唐辛子で代用してもおいしくできます。辛いのが苦手な方や、お子さんも召し上がる場合は砂糖で辛さ調節を。このソースにエビを合わせればエビチリになりますし、白身魚とも相性抜群。ケチャップをしょう油に置き換えれば、お肉と相性のいいソースになります。
 炒め卵を和風に仕上げるなら、梅干しを日本酒と水でさっと炊いてください。少し砂糖を入れて水溶き片栗粉でとろみをつければ、酸味と塩気がほどよいあんが作れます。時間がないときは、レトルトの松茸のお吸い物が重宝。少し濃いめにお湯で溶いて、水溶き片栗粉でとろみをつけるだけで、うま味たっぷりのあんになりますよ。ソース次第で、和・洋・中さまざまにアレンジできる卵料理を、家庭料理の定番に加えてみてくださいね。

材料(2人前)

炒め卵のチリソースがけの材料

3個

サラダ油

大さじ1弱
A

しょうが(みじん切り)

大さじ1

にんにく(みじん切り)

小さじ2

豆板醤

小さじ2

ケチャップ

大さじ1

日本酒

小さじ2

砂糖

小さじ2

小さじ1

ねぎ

大さじ2

水溶き片栗粉

小さじ1
  1. フライパンに油を入れてよく熱し、溶きほぐした卵を入れて半熟に炒める。手早く皿などに移す。(余熱で火がはいりすぎないうちに)

    炒め卵のチリソースがけ

    流し入れた卵を菜箸で手早く混ぜながら強火で炒めると、ふんわり仕上がる。

  2. 同じフライパンでAのしょうが、にんにくを炒めて香りがでてきたら、豆板醤、ケチャップを加える。

    炒め卵のチリソースがけ

    よく炒めることで、しょうがとにんにくの生っぽさが消えて、香りがよく出る。

  3. (2)に同量の水または鶏スープと日本酒、砂糖を入れる。味が整ったら、みじん切りにしたねぎを入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。仕上げに酢を加えて味をしめる。

  4. 炒めた卵に、(3)をかける。

炒め卵のチリソースがけ

卵をふんわり美しく仕上げるには、フライパンをしっかり熱してから炒めること。卵をうまく返せなかったら、片面だけ炒めてフライパンをひっくり返して卵を皿に移し、下面を内側に畳めばOK。フライパンの上で無理にオムレツ形にしようとすると、卵に火が入り過ぎて固くなってしまうので注意しましょう。調理器具も中華鍋ではなく、こげつきにくいテフロン加工のフライパンを使えば、さらにヘルシーに作れます。

古田等

古田等

古田等 HITOSHI FURUTA

1956年生まれ、岐阜県郡上市出身。22歳で『開化亭』をオープン。中華料理の本流を踏まえながら、独創的なアイデアとテクニックでオリジナリティ溢れる美味を生み出す。2014年12月23日に東京・銀座に『Furuta』をオープン。旧店を長男に託し、カウンター8席の新天地で新たなステージに挑戦。食材や調理法の組み合わせは秀逸で「鮎の春巻き」「冷製ビーフン キャビアの純正ごま油和え」等、スペシャリテも多数。

Furuta

Furuta

住│
東京都中央区銀座1-21-14
電│
03-3535-5550
営│
17:00~最終入店20:30
休│
日曜、月曜
席│
8席

カード│使用可

毎月2回更新

2018.1.29 UP 次回は2月13日更新予定です。

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