「豚肉のしょうが焼き」をおいしく焼く6つのポイント - 「おいしい」のコツ - vol.26

vol.

「おいしい」のコツ

「豚肉のしょうが焼き」を
おいしく焼く6つのポイント

人気の家庭料理「しょうが焼き」は、実は難しい料理なのです。
「焼き」というからには、香ばしい焼き目を付けたいし、
味もよく染み込ませたい。けれど、焼いている最中に
タレ(調味液)加えてしまったら、肉は焼けているようで、焼けてはいません。
すき焼きやプルコギのように煮込んでいるようなもの。
「おしぼりを焼け」といわれても焼けないように
完璧なしょうが焼きを作るのはなかなか困難なのです。
火力の弱い家庭の調理器具という与えられた条件で、
どこまでおいしさが追及できるか。そのコツをご紹介します。

「豚肉のしょうが焼き」をおいしく焼く6つのポイント - 「おいしい」のコツ - vol.26

「おいしい」のコツ

vol.

「豚肉のしょうが焼き」を
おいしく焼く6つのポイント

人気の家庭料理「しょうが焼き」は、実は難しい料理なのです。
「焼き」というからには、香ばしい焼き目を付けたいし、
味もよく染み込ませたい。けれど、焼いている最中に
タレ(調味液)加えてしまったら、肉は焼けているようで、焼けてはいません。
すき焼きやプルコギのように煮込んでいるようなもの。
「おしぼりを焼け」といわれても焼けないように
完璧なしょうが焼きを作るのはなかなか困難なのです。
火力の弱い家庭の調理器具という与えられた条件で、
どこまでおいしさが追及できるか。そのコツをご紹介します。

材料は大きさを均一に揃えて切る

材料は大きさを均一に揃えて切る

 しょうが焼きに限らず、材料は大きさを均一にすると火の入り方も均一になります。たまねぎはしっかりとした歯ごたえを感じさせるようカットしましょう。まず縦半分にカットしてから2等分するよう横に包丁を入れ、さらに縦に3等分します。
 この時、上から下まですべて切りそろえないこと。たまねぎの構造上、上になる外側と下になる内側とでは大きさが変わってしまいます。大きさに合わせて途中で包丁を止める、あるいはばらしてから切り揃えるといいでしょう。

材料は大きさを均一に揃えて切る

材料は大きさを均一に揃えて切る

 しょうが焼きに限らず、材料は大きさを均一にすると火の入り方も均一になります。たまねぎはしっかりとした歯ごたえを感じさせるようカットしましょう。まず縦半分にカットしてから2等分するよう横に包丁を入れ、さらに縦に3等分します。
 この時、上から下まですべて切りそろえないこと。たまねぎの構造上、上になる外側と下になる内側とでは大きさが変わってしまいます。大きさに合わせて途中で包丁を止める、あるいはばらしてから切り揃えるといいでしょう。

火加減は分割する

 飲食店の調理器具と違い、家庭の調理器具では火加減はさほど強くないもの。そうなると、タレ(調味液)を加えて肉を焼いてもおいしい焦げ目が付くまでには到達しません。では、弱火、中火、強火、そしてそのさらに上をいく強火を作るにはどうすればいいか?
 この場合、工程に応じて何回かに分けて加熱し、火力を「分割する」というのが正解です。大きなフライパンを使って1回で作るよりも、小さなフライパンで2回に分けた方がより強い火力を得られる。風呂で例えるなら、4人が一度に湯船に入ったらお湯の温度は下がりますが、ひとりひとりが4回に分けて入れば温度は保てます。火加減の分割という理論を取り入れれば、大きな火力を得られるのです。

火加減は分割する

火加減は分割する

火加減は分割する

 飲食店の調理器具と違い、家庭の調理器具では火加減はさほど強くないもの。そうなると、タレ(調味液)を加えて肉を焼いてもおいしい焦げ目が付くまでには到達しません。では、弱火、中火、強火、そしてそのさらに上をいく強火を作るにはどうすればいいか?
 この場合、工程に応じて何回かに分けて加熱し、火力を「分割する」というのが正解です。大きなフライパンを使って1回で作るよりも、小さなフライパンで2回に分けた方がより強い火力を得られる。風呂で例えるなら、4人が一度に湯船に入ったらお湯の温度は下がりますが、ひとりひとりが4回に分けて入れば温度は保てます。火加減の分割という理論を取り入れれば、大きな火力を得られるのです。

すりおろしたリンゴを煮詰めて漬けダレに

すりおろしたリンゴを煮詰めて漬けダレに

 タレ(調味液)は味がよく絡まるように粘度を出したいところ。砂糖を加えたり、肉に小麦粉をはたいたりいろいろと方法はありますが、今回はすりおろしたリンゴを煮詰めて水分を飛ばし、とろみを付けます。
 豚肉、たまねぎ、タレ(調味液)、すりおろしリンゴ、材料それぞれに水分があります。ですから同時に水分を飛ばすのは無理がある。まずはすりおろしたリンゴの水分を飛ばして甘味を凝縮させましょう。焼きりんごのようなおいしさが引き出されます。

すりおろしたリンゴを煮詰めて漬けダレに

すりおろしたリンゴを煮詰めて漬けダレに

 タレ(調味液)は味がよく絡まるように粘度を出したいところ。砂糖を加えたり、肉に小麦粉をはたいたりいろいろと方法はありますが、今回はすりおろしたリンゴを煮詰めて水分を飛ばし、とろみを付けます。
 豚肉、たまねぎ、タレ(調味液)、すりおろしリンゴ、材料それぞれに水分があります。ですから同時に水分を飛ばすのは無理がある。まずはすりおろしたリンゴの水分を飛ばして甘味を凝縮させましょう。焼きりんごのようなおいしさが引き出されます。

旨味や焦げは洗わない。
賢いフライパンの使い方

 フライパンを加熱し、まずすりおろしたリンゴを煮詰めましょう。次に、リンゴのおいしさが残ったフライパンに油を熱し、今度は肉を入れて香ばしく焼きます。6枚の場合、3枚焼いたら一度取り出して、油を入れて補ってから3枚焼いて取り出します。
 この際、一度目にフライパンに付いた焦げは洗わないこと。香ばしい焦げを取っておくのです。時々、フライパンの中で肉の位置を変えると強い火力を保てます。

旨味や焦げは洗わない。賢いフライパンの使い方

旨味や焦げは洗わない。賢いフライパンの使い方

旨味や焦げは洗わない。
賢いフライパンの使い方

 フライパンを加熱し、まずすりおろしたリンゴを煮詰めましょう。次に、リンゴのおいしさが残ったフライパンに油を熱し、今度は肉を入れて香ばしく焼きます。6枚の場合、3枚焼いたら一度取り出して、油を入れて補ってから3枚焼いて取り出します。
 この際、一度目にフライパンに付いた焦げは洗わないこと。香ばしい焦げを取っておくのです。時々、フライパンの中で肉の位置を変えると強い火力を保てます。

同じフライパンでタマネギを焼く

同じフライパンでタマネギを焼く

 同じフライパンを使ってタマネギを炒めます。切り分けたたまねぎはほぐしながら入れます。そこに一度焼いた豚肉を戻し、タレ(調味液)を加えます。
 フライパンを揺すり材料を動かしながら煮詰めていきます。豚肉はかなり焦げを付けるように焼いたつもりでも、タレ(調味液)を加えて焼いていくうちに焦げがなくなり、それが旨味に変化していくのです。

同じフライパンでタマネギを焼く

同じフライパンでタマネギを焼く

 同じフライパンを使ってタマネギを炒めます。切り分けたたまねぎはほぐしながら入れます。そこに一度焼いた豚肉を戻し、タレ(調味液)を加えます。
 フライパンを揺すり材料を動かしながら煮詰めていきます。豚肉はかなり焦げを付けるように焼いたつもりでも、タレ(調味液)を加えて焼いていくうちに焦げがなくなり、それが旨味に変化していくのです。

素材ごとに火入れをし、料理をおいしくするコツ

素材ごとに火入れをし、料理をおいしくするコツ

完璧なしょうが焼きとは?

完璧なしょうが焼きとは?

 どの家庭にも、それぞれの家庭の味があるように、“完璧”を追求するのは難しいものですが、素材への火入れのポイントを見極めれば、それが実現出来るはずです。
 甘辛くパンチがあり、ごはんが進むしょうが焼き。豚ロース肉で作るとごちそう感があり、豚バラ肉は安上がりで柔らかく脂のコクも味わえる。部位を変えてみると、またひと味違ったおいしさが楽しめるでしょう。

完璧なしょうが焼きとは?

完璧なしょうが焼きとは?

 どの家庭にも、それぞれの家庭の味があるように、“完璧”を追求するのは難しいものですが、素材への火入れのポイントを見極めれば、それが実現出来るはずです。
 甘辛くパンチがあり、ごはんが進むしょうが焼き。豚ロース肉で作るとごちそう感があり、豚バラ肉は安上がりで柔らかく脂のコクも味わえる。部位を変えてみると、またひと味違ったおいしさが楽しめるでしょう。

おいしい豚肉のしょうが焼きの作り方

以上の6つのコツをしっかり押さえたら、今度は映像で、おいしい「豚肉のしょうが焼き」の作り方を見てみましょう!

おいしい豚肉のしょうが焼きの作り方