アサリ/あさり

区分:魚介類

写真:アサリ

特徴

国内で獲れる貝類の中で最も漁獲高が多い。貝殻は美しい模様が入っているが、環境に左右されやすく、いい環境に住んでいるものほど殻が薄く、模様も美しいと言われる。アサリはカルシウム、鉄を含み、うまみのもとである有機酸に富んでいる。また貝には「コハク酸」といううまみ成分が多いが、アサリは、ホタテの次にコハク酸が多い。

選び方

内海の淡水の混じる浅い海でとれるものと、外海でとれるものがあり、色や模様はいろいろ。身が太りうま味も増す晩秋から4月にかけてが美味。ただし、晩春から初夏にかけては繁殖期になり、中毒を起こしやすくなる恐れがあるので注意。殻つきのものは必ず生きていて、触れるとキュッと殻をかたく閉じるものを選ぶ。水につけたときに水管を出すものや、磯の香りがするものは新鮮。殻が茶褐色に変色していたり開きっぱなしだったり、加熱しても口が開かないものは死んでいることが多いので要注意。むき身のものならつやつやしていて、弾力のあるものを選ぶ。

保存方法

できるだけ使う分だけを求める。塩水につけて冷蔵庫(10度以下)に。

栄養

特有の旨み成分のコハク酸、体の機能を調整する働きのあるビタミンB2・B12、鉄、肝臓の働きを助けるタウリンが豊富。とくに悪性貧血の予防に有効なビタミンB12の貴重な供給源で、5~6個で1日所要量の3分の1を満たせる。この成分は水溶性なので、溶け出た汁も食べられるように調理するとよい。