e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

穀類

アマランサス

アマランサス

分類 ヒユ科ヒユ属
原産地 南米のメキシコ高地(アステカ)、グアテマラ(マヤ)、ペルー(インカ)など
学名 Amaranthus spp.
外国語名 amaranth, pigweed (英)
別名 仙人穀(センニンコク)、赤粟(アカアワ)、紐鶏頭(ヒモゲイトウ)、繁穂ヒユ、子実用アマランサス
由来 ギリシャ語のアマラントス(花がしおれることがない)が語源とされる。
歴史背景 紀元前からアンデス南部の山岳地帯でアステカ族が、その後はインカ帝国で種子を食用とするために栽培されていた。ヨーロッパ経由でインドからアジアへ伝えられ野菜や食用種子として生産されるようになった。
伝来 江戸時代にヒモゲイトウ(紐鶏頭)が観賞用に伝えられたと言われる。東北ではアカアワの名前で食用としても栽培されていた。
時期 種子は通年。
国内分布 岩手、秋田 など。輸入品はアメリカ産が多い。
特徴 小さな種子を食用とし、雑穀類として扱われる。加熱するとモチモチした粘りとプチプチした独特の食感となる。南米では古くから食用とされてきた。種皮が柔らかく、精白せずに用いることができることから米や小麦粉に比べて栄養価が高い。近年は健康食品として販売されている。
料理名 ご飯に混ぜて炊く、パン生地に混ぜる、サラダやパスタに加えてあえるなど。
選び方 よく乾燥し、ツヤがあって粒の大きさがそろっているものがよい。
保存方法 高温多湿、直射日光を避けて、常温保存する。
栄養 白米や小麦粉に比べて、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維が多い。また、タンパク質や不飽和脂肪酸も多い。