e食材辞典

700以上の食材を収録!
新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

魚介類

ギンダラ

ギンダラ

分類 ギンダラ科ギンダラ属
原産地 北海道の太平洋岸から、オホーツク海、ベーリング海、アリューシャン列島からカリフォルニアにかけての北太平洋の深海に生息する。
学名 Anoplopoma fimbria
外国語名 sablefish, blue cod, black cod
別名 ホクヨウムツ、ナミアラ、ホクヨウアラ など
由来 マダラに似た外観で、色合いが銀色に見えることからと推測される。
歴史背景 1970年代に北洋漁場から持ち込まれ、マダラの代用品として売られた。また、脂が多いことからムツの代用とされたこともある。近年はカナダやアラスカで養殖もされている。
伝来 1970年代に北洋漁場から持ち込まれたとされる。
時期 秋から冬、冷凍品は通年。
国内分布 アラスカ、カナダ、ロシア など
特徴 「タラ」の名が付くが、タラの仲間ではなく、アブラボウズと同様にギンダラ科の魚である。背面や側面には暗褐色の網目状の斑紋がある。身は白身で軟らかい。市場に出回るギンダラは主にアラスカやカナダからの輸入もの。冷凍品が多いが、近年はカナダなどで養殖されたものがチルドで輸入されている。ほとんどが頭と内臓を落とした状態(ドレス)で輸入され、切り身に加工されたものが店頭に出ている。
料理名 煮付け、焼き物(みそ漬け、幽庵焼きなど)、鍋物、汁物、ソテーなど。新鮮な生は刺身にできる。
選び方 体表は暗褐色であるが、鮮度が落ちると体表がさらに黒化することから、色の黒くないものを選ぶ。切り身の場合も皮が黒くないものがよい。解凍品よりも冷凍状態のまま入手する方がよい。
保存方法 冷蔵または冷凍
栄養 タンパク質よりも脂質が多い。脂質にはIPA(EPA)やDHAを含む。また、ビタミンAが非常に多い。ビタミンD、Eも含む。