e食材辞典

700以上の食材を収録!
新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

魚介類

コイ

コイ

分類 コイ科コイ属
原産地 日本各地の河川や湖沼に生息する。
学名 Cyprinus Carpio Linnaeus
外国語名 carp (英)、鯉魚 (中)
由来 漢字の鯉の「里」はウロコが縦に36枚並ぶことから1里は36町になぞらえてという説や体色が「濃い」ことから転じたという説、雌雄恋して離れないから「恋」から転じたという説など多くの語源説がある。
歴史背景 縄文期頃から食用とされていたと考えられる。古くから珍重され、祝宴、神事の供物に用いられ、鯛よりも高級な魚として扱われた。食用としての養殖は江戸時代から行われている。
時期
国内分布 福島、群馬、宮崎、福岡、長野、富山、山形など
特徴 淡水魚。成長が早いので古くから養殖されており、内陸部ではタンパク源として重要なものであった。大きいものでは1m近くになる。白身魚ではあるが海の魚に比べて脂質が多く、タンパク質が少なめである。鮮度が落ちると臭いが強くなり、味が落ちるので、生きたものを調理することが基本である。
料理名 こいこく、あら汁、洗い、旨煮、フライ、塩焼きなど
加工品 甘露煮、旨煮など
選び方 生きているもの、生きているうちに調理したものがよい。
保存方法 原則生きたものを調理する。調理されたものは冷蔵。
栄養 タンパク質、脂質が多い。ビタミンD、ビタミンB1を含む。