e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

魚介類

イタヤガイ

イタヤガイ

分類 イタヤガイ科Patinopecten属
原産地 北海道南部から九州に生息
学名 Patinopecten albicans
外国語名 japanese scallop, frill
別名 シャクシガイ(杓子貝)、ヒシャクガイ(柄杓貝)
由来 貝殻の模様が板葺きの屋根のように見えることから「板屋貝」とされたといわれている。別名の杓子貝、柄杓貝は、殻の丸くなった部分を利用して柄杓を作ったことから名付けられた。
特徴 ホタテ貝の仲間の二枚貝。扇形の殻をもち、殻の左側が平ら、右側(平らな面を上とした時には下側)が半球状に丸く膨らんでいることが特徴。丸い側の殻は白っぽく、平らな側の殻は茶色い肋(筋)が放射状に8~10本ある。各地でとれるが、市場での流通量は少ない。貝柱や身を食する。むき身にして売られていることもある。
料理名 刺身、寿司、酢の物、焼き物、蒸し物天ぷら、フライなど
調理法 生食、煮る、ゆでる、焼く、揚げる など
保存方法 むき身は冷蔵、または冷凍
栄養 タンパク質が主成分で、脂質は少なく、低カロリーである。亜鉛が多い。グリシン、アラニン、グルタミン酸などの遊離アミノ酸、イノシン酸などうまみ成分が多い。成分的にはホタテガイに似る。
備考 市場で「ボイルイタヤ」として売られているものの多くは、イタヤガイではなく、小ぶりなホタテガイを用いている。