e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

魚介類

アマエビ/ホッコクアカエビ

アマエビ

この食材のレシピ

分類 タラバエビ科タラバエビ属
原産地 日本海、ベーリング海、アラスカ、カナダ西岸に生息
学名 Pandalus eous Makarov
外国語名 deepwater prawn, deepwater shrimp, pink prawn
別名 ナンバンエビ、アカエビ、コショウエビ
由来 食べると「甘い」エビからと言われるが、詳細は不明である。ナンバンエビの「ナンバン」はトウガラシを意味する。トウガラシの赤い色から名づけられたと考えられる。
時期 通年あるが、一般に秋~冬が旬と言われる。
国内分布 北海道、新潟、富山、石川、福井など。 冷凍品はロシアやカナダ、グリーンランド、アイスランドなどからの輸入が多い。
特徴 水深300~1000mの深海に棲息。春先に産卵して卵を腹近くの脚で抱え、翌冬に孵化放出する。小エビになって5~6年を雄として成長し、雌と交尾してから雌に性転換する。したがって市場の大型のアマエビはすべて雌である。体長は10cm程度まで成長し、生きているときから赤く、殻は軟らかい。
下処理 冷凍品は流水で急速解凍するほうがよい。
料理名 刺身、汁物、天ぷら、唐揚げなど
調理法 生、煮る、揚げるなど
加工品 干物
選び方 有頭の場合は頭がついていて、ぐらつかず、身がしっかりしているもの。有頭、無頭とも殻が透明でツヤがあり、身にハリがあるものが新鮮。鮮度が落ちやすいので冷蔵品よりも冷凍品の方が鮮度がよい場合もある。
保存方法 冷蔵または冷凍。
栄養 主成分はタンパク質。脂肪は少なく低カロリーである。ビタミンE、B12、パントテン酸などを含む。タウリンが多い。ゆでると赤くなるのはアスタキサンチンと言われる色素で抗酸化性が強い。殻にはキチンとよばれる食物繊維が含まれている。
備考 北大西洋産は厳密には「ホンホッコクアカエビ」とよばれる種であるが通常「アマエビ」として流通する。