e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

魚介類

なると

なると

外国語名 Naruto kamaboko with a spiral whirlpool-like pattern (英)
別名 鳴門巻き、ナルト
由来 鳴門海峡の渦潮にちなんで名付けられたとする説がある。また、由来の詳細は不明であるが、現在も富山など北陸地域で作られている赤巻が起源とする説もある。
歴史背景 起源は不明であるが、1864年に書かれた書物に記載が見られるという。現在、最大産地の焼津市で製造が始まったのは大正末期とされる。昭和初期からラーメンの普及と共に広まったと言われる。
時期 通年
国内分布 静岡県焼津市で国内消費量の9割が作られている。
特徴 ゆでかまぼこの一種。細長く伸ばした食用色素で薄い紅色に染めた魚のすり身と白色のすり身の二色を重ねて巻き、円筒状にしてつくる。もともとは、巻き簾(す)で巻いて作っていたため、その痕のギザギザが表面に刻まれているものが多い。このため、輪切りにすると歯車状の中心に紅色の渦模様が見られる。そのまま食すよりも、薄切りにしてラーメンやうどん、そばなど麺類に載せる具材として用いられることが多い。地域により、紅色が外側で渦が白色のものもある。
料理名 ラーメンの具、うどん、そばなど麺類の具、おでんの具材、茶碗蒸しの具 など
保存方法 冷蔵。冷凍可能な商品もある。
栄養 主成分はタンパク質と炭水化物。脂質は非常に少ない。カマボコの一種であるため食塩相当量はやや高い。
製造方法 原料すり身と調味料を混合しよく練る。これを鳴門巻き成形機に通して渦模様を描いた円筒形のカマボコを作る。巻き簾で巻いて、表面に形をつける。蒸した後、放冷し、包装する。
原材料名 スケソウダラなど魚のすり身、デンプン、調味料(砂糖、塩等)、着色剤 など