その他
肉類
シチメンチョウ/ターキー
分類 | シチメンチョウ科シチメンチョウ属 |
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原産地 | アメリカ合衆国南部,メキシコ |
学名 | Meleagris gallopavo |
外国語名 | turkey (英)、dinde (仏)、Truthahn (独)、火鶏 (中) |
別名 | カラクンチョウ |
由来 | シチメンチョウ(七面鳥)は興奮するとトサカや首の周りの露出した皮膚が、赤、青、紫などに変色し、七つの顔を持つように見えることから名付けられた。英語のターキーはトルコ経由でヨーロッパに伝わったホロホロチョウと混同されたと言われる。 |
歴史背景 | 中央アメリカ先住民により家禽化され、1519年にスペイン、1541年にはイギリスのそれぞれ王室に献上されたとの記録がある。日本での飼育は1952年頃からとされるが、現在でも需要が少ないため飼育数は多くない。 |
伝来 | 長崎に1830年にオランダからカラクンチョウの呼び名で伝えられた記録がある。また,1880年にアメリカからブロンズ種が伝えられた。 |
時期 | 生肉は年末、冷凍品は通年ある。 |
国内分布 | 北海道、青森、秋田、東京、宮崎、鹿児島など |
特徴 | ダチョウ、エミューに次ぐ大型の家禽。成熟個体では10-15kg程度になるが、食用には生後1年以内の4-5kg程度の雄が用いられる。肉はタンパク質が多く脂肪は少なめで、鶏に比べるとさっぱりしている。クリスマス頃に脂がのっておいしくなる。肉は胸の部分に多い。アメリカ合衆国やカナダでは感謝祭やクリスマス,イギリスではクリスマスにご馳走として食べられる。 |
品種名 | ブロードブレステッドホワイト、ブロードブレステッドブロンズ、ベルツビルスモールホワイト など |
料理名 | ローストターキー、丸焼き(栗やトリュフを詰める)、煮込み、ガランティーヌ、ショーフロアーなど |
調理法 | 焼く、蒸し焼き、煮る など |
加工品 | ハム、ベーコン |
選び方 | みずみずしく、赤身のある物がよい。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍 |
栄養 | 鶏肉に比べるとタンパク質が多く、脂質が少ない。また、カロリーも低い。ビタミンB2、B6が多い。 |