e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

その他
肉類

ハト

ハト

分類 ハト科カワラバト属
原産地 ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカ など
学名 Columba livia
外国語名 pigeon, dove (英)
別名 ドバト、カワラバト
由来 ハトの名はパタパタと飛び立つときの音に由来するとの説が、漢字の鳩は鳴き声のクックルクーから鳥に九をつけるようになったとする説がある。ドバトは塔鳩が土鳩へ転訛したと言われる。
歴史背景 人になれやすいことから非常に古く、新石器時代頃から飼育され、家禽化したと考えられている。愛玩用、通信用、食用として世界各地で飼育されるようになった。しかし、日本では食用とはされてこなかった。
伝来 在来種ではないがいつ伝来したかは不詳。平安時代の文書に「いへばと」と山鳩と区別された記載があることからそれ以前に存在していたと推察される。
時期 通年
国内分布 フランス料理店用に販売されているのはフランス産の冷凍がほとんど。キジバトは狩猟対象だが、自家消費が多く、市場に出るものは少ない。
特徴 町中で見られるドバトは食用とせず、品種改良され、飼育されたものを食用とする。日本ではほとんど食用とされてこなかったが、フランス料理やエジプト料理、中国料理では焼いたり、油で揚げたりして用いられてきた。雛を親鳥が育てないと生育しないため、量産ができない。近縁のキジバトは狩猟対象種で捕獲され、野鳥の料理として用いられている。
品種名 レッドカルノー、シルバーキング、ラント など
料理名 山賊焼き、椀種、ソテー、ロースト、コンフィ、煮込みなど
保存方法 冷蔵または冷凍。
栄養 鶏肉と比べると脂肪が少なく高タンパク質低カロリー。ビタミンB1、B2、鉄などが多い。