e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

油脂類

オリーブ油

オリーブ油

この食材のレシピ

分類 (モクセイ科オリーブ属)
原産地 (オリーブの木の原産地:地中海沿岸)
学名 (オリーブの学名:Olea europaea L.)
外国語名 olive oil (英)
歴史背景 オリーブ栽培とオリーブ・オイル発祥の地は地中海沿岸とされている。オリーブ・オイルの使用は紀元前3500年頃にクレタ島で始まったという説とカナン人が紀元前4500年ごろに初めてオリーブ・オイルを絞ったという説がある。
伝来 1908年に農商務省がアメリカ合衆国から導入した苗木を三重県、鹿児島県と香川県に試験的に植えた。これは、魚の油漬け加工に必要なオリーブ・オイルの自給をはかるためといわれる。小豆島に植えたオリーブだけが順調に育ち、大正時代の初めには搾油ができるほどの実が収穫されるようになり、純国産のオリーブ・オイルが現在も作られている。
時期 通年あるが、生産は果実の収穫期(小豆島:10月末~1月初、イタリア:10月下旬から2月頃)に行われる。
国内分布 地中海沿岸(スペイン、イタリア、ギリシャ)、国内では小豆島(香川県)
特徴 オリーブは、常緑高木で高さ2~18mになる。その果実を食用とするほか、絞ってオリーブ油を取り出して使う。オリーブオイルは他の植物油に比べ、オレイン酸が多く含まれる。鮮度の良いものを搾ったものがバージンオイルとよばれる。その中でも質の高いものがエキストラバージンオイルである。
料理名 パスタ、マリネ、サラダ、バーニャカウダ、アイオリソースなど
調理法 炒める、焼く、揚げる、サラダなど料理にそのままかける
加工品 サラダ油、油漬け
選び方 直射日光の当たらないところで保存されたものを選ぶ。
保存方法 常温で光が当たらないところに保存する。バージンオイルは、冷蔵すると白い濁りが出ることがあるが、油中の成分が低温で固まったものである。
栄養 他の植物油と比べて、オレイン酸(脂肪酸)が多く含まれ、血中の悪玉コレステロールを下げる効果があるとされている。また、ポリフェノールも多く含まれその機能にも注目されている。
製造方法 新鮮なオリーブ果実を搾って採取したものをバージンオイルとよぶ。その中で最も質の良いのがエクストラバージンオイルである。また、バージンオイルの質の劣るものを精製した精製オリーブ油と、搾りかすから溶剤で抽出した精製ポーマスオリーブ油がある。さらに、バージンオイルと精製オリーブ油を混ぜたものをピュアオリーブオイル、精製ポーマスオリーブ油とバージンオイルを混ぜたものをオリーブポーマスオイルとよぶ。
原材料名 オリーブの果実