e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

菓子類

草もち

草もち

外国語名 Kusamochi
別名 よもぎ餅
由来 ハハコグサやヨモギなどの草を練り込んだ餅であることから。
歴史背景 江戸時代にはハハコグサの代わりにヨモギを用いるようになったと言われるが、地域によっては現在もハハコグサを用いるところがあり、いつ頃から変わっていったかの詳細は不明である。
伝来 上巳の節句(3月3日)にハハコグサ(ゴギョウ)を練り込んだ餅を食べる風習が中国から伝わったとされる。時期は不明であるが、850年の文献に「クサモチイ」の記載があるため平安時代には宮中では定着していたと推測される。
時期
特徴 ヨモギを練り込んだ餅。かつてはハハコグサ(春の七草のゴギョウ)が用いられていたとされる。もともとは、草の香りや緑色が邪気を払うとして雛祭りに飾られる菱餅の緑色の部分にされていた。現在は、餅の一種として丸く成形し、餡を入れたり、きな粉をまぶしたりする他、切り餅としても用いられる。
保存方法 短期間は冷蔵。長期保存は冷凍。冷凍品は自然解凍するか蒸して食べる。
栄養 炭水化物が主成分。ビタミンK、銅、鉄、食物繊維などを含む。
製造方法 ゆでてあく抜きしたヨモギをすりつぶして、餅に混ぜてつくのが本来の作り方であるが、ヨモギと餅粉や上新粉と砂糖を混ぜてこね、蒸すという簡便な方法もある。ヨモギも乾燥品粉末がある。