e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

菓子類

五平もち

五平もち

外国語名 Gohei-mochi (英)
別名 五平餅、御幣餅、五兵衛餅
由来 神に捧げる「御幣(ごへい)」の形をしているからとする説が一般的であるが、五平(五兵衛)が飯を潰して味噌をつけて焼いたことが始まりとする説が各地にある。江戸時代頃に木曽や伊那地方の山間地域に暮らす人たちが作り出したと推定される。
歴史背景 米(飯)が貴重であった時代の祭りや祝い事などハレの食べ物として食されていた。
特徴 中部地方の山間部で伝えられている郷土料理。うるち米の飯を粒が残る程度にすりこぎなどで潰して半搗きのペースト状にし、団子状に丸めて2~3個串に刺すか、細長く切った杉板に貼り付けて小判型(わらじ型ともいう)に成形し、素焼きした後、タレ(醤油や味噌にゴマ、エゴマ、クルミなどを混ぜて作る)を塗って焼いて作る。
保存方法 冷蔵するとご飯と同様硬くなるので、ラップで包んで冷凍保存する。電子レンジで温めてもよいが、自然解凍し、オーブントースターで表面を焼くと風味がよい。ただし、タレは飯にしみこむので元の風味よりは劣る。タレをつけない餅とタレを別々に冷凍保存し、解凍後タレを塗って焼くと風味がよい。
栄養 炭水化物が主成分。タレの材料によって異なるが、銅、モリブデンが多い。カルシウムや鉄などを含む。