e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

し好
飲料類

抹茶

抹茶

この食材のレシピ

別名 挽き茶
由来 「抹」はすりつぶして粉にすると言う意味があり、茶葉を粉にしたものであるから
歴史背景 江戸時代ごろまでは挽きたてを飲用していたとされる。現在でも茶道では前日に挽いたものを用いる。
伝来 茶を飲む習慣は平安時代初期に唐から伝わったが、当時は固形のお茶を煮出す団茶法が一般的であった。抹茶法は鎌倉時代に伝わったとされている。
特徴 碾茶(玉露と同じように収穫前に茶の木を日よけで覆い、摘んだ若葉を蒸して、もまずにそのまま乾燥後、切断し、茎や軸を除いたもの)を石臼(茶臼)でひいて細かい粉にしたもの。濃緑色の濃茶(こいちゃ)と鮮やかな緑青色の薄茶(うすちゃ、おうす)がある。茶筅で泡立てて飲むと苦み、渋みが和らげられる効果があるという。緑色と風味を生かして、羊羹やアイスクリーム、ケーキなど和洋菓子にも用いられる。
料理名 濃茶、薄茶、グリーンティーなどの飲用の他、ういろう、カステラ、かき氷の蜜、アイスクリーム、チョコレート、ケーキ、抹茶塩など製菓や料理の味付けにも用いる。
選び方 香りがよく色鮮やかで、乾燥したもの。
保存方法 湿気を含むと変質しやすくなるので密封して保存する。熱、光も変質の原因となるので冷暗所で保存する。
栄養 タンパク質、β-カロテン、ビタミンB群、葉酸、ビタミンC、食物繊維が多い。抹茶は茶葉そのものを飲むのでこれらの栄養成分を無駄なく摂取できるが、乾燥重量であるから、実際に食する量でみると摂取量はそれほど多くならない。また、カフェイン、タンニンを含む。
製造方法 茶葉を蒸して乾燥させ、葉脈をとり除いて石臼でひいて粉状にしたもの。