e食材辞典

700以上の食材を収録!
新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

し好
飲料類

紅茶

紅茶

この食材のレシピ

由来 抽出液の色から「紅茶」といわれる。black tea もその茶葉の色に由来する
歴史背景 17世紀に中国からヨーロッパへ茶が伝えられ、18世紀のイギリス貴族社会で人気となった。その後中産階級にも広まり、19世紀には植民地のインドやスリランカで栽培されるようになった。かつては、日本国内でも栽培、製造され輸出もされていたが、輸入自由化以降栽培は激減したが、各地の地域ブランドで少量が生産されている。
伝来 1876年に紅茶用茶樹の種子が導入された。紅茶伝習所(鹿児島、福岡、静岡、東京)が設けられ、アッサムチャとの交配により国産紅茶品種の作出を行い、国内での栽培、製造が始まった。
時期 国や地域により異なるが、早摘み茶(アーリーファーストフラッシュ)、ファーストフラッシュ(春摘み)、セカンドフラッシュ(夏摘み)、オータムナルフラッシュ(秋摘み)の4回収穫される。スリランカでは通年採取されるが生産量の多いベストシーズンと品質のよいクオリティ・シーズンに分けられる。
国内分布 国内では、九州、静岡、三重、奈良、滋賀,沖縄など。輸入品は、インド(アッサム、ダージリン、ニルギリ、シッキム)、スリランカ(ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ)、中国(キームン) など
特徴 茶の葉と芽を乾燥(萎凋)させ、揉み込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉。発酵は微生物によるものではなく、茶葉に含まれる酸化酵素による。
品種名 国内品種:べにふうき、べにほまれ など
選び方 味には好みがあるので試飲して買うのが最もよい。よい紅茶はカップに入れた色が鮮やかで、香りもよい。
保存方法 高温や湿気、日光を避けて冷暗所に置く。空気に触れる回数を少なくするようにして密閉容器に入れて保存する。
栄養 浸出液に目立った栄養素はない。カフェイン、タンニン、紅茶ポリフェノールなどを含む。
製造方法 採取 → 萎凋 → 揉捻 → 発酵 → 乾燥 → 等級区分 → 配合