e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

し好
飲料類

ココア

ココア

この食材のレシピ

原産地 中央アメリカ
学名 Theobroma cacao L.
外国語名 cacao(英)
由来 カカオの木のメキシコ語名のカカウァトル(cacahuatle)に由来する。ココアは、そのカカオがなまったものと言われている。
歴史背景 およそ4000年前から自生していた。この種子が16世紀初め頃に、スペイン経由でヨーロッパ諸国に広められた。当初は薬剤として扱われたが、次第に疲労回復としての栄養剤、飲用チョコレートとなった。19世紀にオランダのバンホーテン社がカカオ豆から脂肪分を取り除く方法を開発し、飲用ココアと固形のチョコレートの区別がされるようになった。
伝来 18世紀末から19世紀の書物に長崎のオランダ人が「しょくらあと」(チョコレート、当時は飲物)を持参していたことが記載されている。これを出島に出入りする日本人が飲んだのが最初と推定される。明治になってチョコレートが国内でも生産されるようになった。
時期 通年
国内分布 コートジボアール、ガーナ、インドネシア、ナイジェリア、カメルーンなど
特徴 カカオ豆を焙煎しココアバターを除いて粉末にしたもの。コーヒーとは異なり浸出液ではなく、湯に溶かして飲む。香料や添加物を加えずココアバターが22%以上含まれるものをピュアココア、ココア粉末に粉乳や砂糖などを加えたものをミルクココア、これらのココアの粉末を溶けやすく加工したものをインスタントココアとよぶ。
保存方法 湿気や熱に弱いので密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存するのが良い。
栄養 食物繊維やビタミンB1、B2、葉酸やパントテン酸などを含む。抗酸化作用があると言われる「ポリフェノール」、利尿作用などのある「テオブロミン」や疲労回復作用のある「カフェイン」なども含まれる。
製造方法 カカオ豆を焙煎し、外皮と胚芽などを取り除いて、乾燥、砕いて粉にする。そこからカカオバターの一部を取り除き、さらに細かく砕いて粉末とする。
原材料名 カカオ豆(カカオの種子)