e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

調味料
及び
香辛料類

ベーキングパウダー

ベーキングパウダー

この食材のレシピ

外国語名 baking powder (英)
別名 ふくらし粉
由来 baking powder(オーブンで焼くのに用いる粉末)の英語から。
歴史背景 1893年にドイツの薬剤師アウグスト・エトカーがBackinと称して売り出したとされる。現在でもDr. August Oetker Nahrungsmittel KG社からOriginal Backinとして販売されている。
特徴 焼き菓子やイーストを使用しないパンなどに使われる膨化剤。ふくらし粉ともよばれる。重曹(炭酸水素ナトリウム)が炭酸ガスを発生させる基剤となる。これに重曹の分解を助ける酸性剤(酒石酸ナトリウム、リン酸二水素カルシウム、酒石酸、焼きミョウバンなど、助剤という)と遮断剤(デンプン、基剤と助剤がすぐに反応しないようにする)が配合され、効率よく炭酸ガスが発生するように調整してある。また、酸性剤は重曹の分解によって生じるアルカリを中和して、重曹由来の独特の苦味を無味にする効果ももつ。水を加えると重曹と酸性剤が反応して炭酸ガスを発生し、加熱によってさらに反応が促進される。
料理名 ケーキ、マフィン、ビスケット、クッキー、饅頭の皮、ホットケーキ、ドーナツ など。
保存方法 湿気を避け、密閉容器で保存する。
栄養 主剤、助剤由来のナトリウム、カルシウム、リンや遮断剤(デンプン)由来の炭水化物を含むが、使用量が少ないので大きな意味はない。