e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

調味料
及び
香辛料類

エストラゴン/タラゴン

エストラゴン

分類 キク科ヨモギ属
原産地 ロシア、中央アジア
学名 Artemisia dracunculus
外国語名 Estragon (仏)、Tarragon (英)、Dragoncello (伊)
別名 フレンチタラゴン、カワラヨモギ、西洋ヨモギ
由来 根がとぐろを巻いた蛇のような形をしているからと言う説や蛇の毒を消す薬草として用いられていたことからギリシャ語の蛇(drakon,ドラコン)が語源になったとする説、アラビア語の『タルクーンTarkhun』(竜)に由来するとの説などがある。ちなみに、エストラゴンはフランス名で小さな竜という意味である。英語名はこれが転訛したとされる。
歴史背景 ギリシア時代から薬草として栽培されていたとされる。
伝来 大正時代に導入されたと推定される。
時期 通年
国内分布 群馬、沖縄 など。輸入品も多い。
特徴 葉は緑色で小さく細長い。草丈は50cm程度になる。アニスに似た甘さと爽やかさのある香りを持つハーブ。肉や魚のにおいを和らげたり、脂っこさをすっきりさせたりする効果があると言われる。エストラゴンはフランス語、タラゴンは英語である。風味のよいフレンチタラゴンと生育はよいが風味の劣るロシアンタラゴンがあるが、料理には主にフレンチタラゴンが用いられる。エスカルゴ料理には欠かすことができないハーブである。
料理名 オムレツ、ローストチキン、ムニエル、マリネ、ピクルス、バターソースなど
加工品 ハーブビネガー
選び方 フレッシュハーブでは葉がしなびず、しかっりしたものがよい。
保存方法 生鮮品はポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存。刻んで冷凍することも可能。乾燥させると香りが弱くなる。
栄養 β-カロテン、カリウム、食物繊維などを含む。香気成分には抗菌、鎮静作用があるとされる。