e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

豆類

ソラマメ しょうゆ豆

ソラマメ しょうゆ豆

外国語名 shoyu-mame
由来 ソラマメを炒っていたところ、一つがはぜて醤油の鉢に入ってしまい、しばらくして食べると醤油の味が香ばしく、軟らかく歯ごたえのある豆になっていたという言い伝えがある。この逸話の主人公は、老婆であったり、お遍路さんであったり、弘法大師という説もある。
歴史背景 かつては「讃岐長さや」という品種が使われていたが、近年は「一寸そら豆」が多くなっている。
伝来 讃岐の農家では古くから米の裏作としてソラマメを作っており、行事や農繁期の常備菜として作られてきた郷土料理である。
国内分布 香川
特徴 香川県の郷土料理の一つ。乾燥したソラマメをこげ目がつくまでよく煎った後、砂糖、醤油、みりん、トウガラシなどを合わせて沸騰させたタレに漬け込んで作る。煮豆とは異なり、かむと口の中で砕けるような独特の食感と風味がある。
保存方法 砂糖や醤油の割合によるが常温でも保存できる。市販品は、開封後は冷蔵することが望ましい。
栄養 主成分は炭水化物とタンパク質。また、食物繊維が非常に多い。醤油につけているためナトリウムがカリウムよりも多い。
備考 長野県では、黒豆麹と米こうじを生醤油で漬け込んだものを「しょうゆ豆」と称する地域がある。