e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

エンダイブ

エンダイブ

この食材のレシピ

分類 キク科キクニガナ属
原産地 東地中海地域が原産と考えられるが、その祖先はヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産の野生チコリである。
学名 Cichorium endivia
外国語名 endive (英)、chicoree (仏)
別名 キクヂシャ、ニガヂシャ
由来 エンダイブは英語から、英語での語源はアラビア語からと言われる。
歴史背景 古代エジプト人はキクヂシャを食べ、ギリシャ人とローマ人はどちらも栽培しており、苦味が少ないことからキクニガナ(チコリー)より好まれた。16世紀までには中央ヨーロッパで見られるようになった。出回っていたのは、葉が平たい種類だけで、今ではよく見られる、葉が細くて縮れた品種は、17世紀以降になるまで開発されなかった。現在では世界各地で栽培されている。
伝来 明治初年
時期 秋~春が中心だが、ほぼ周年栽培可能。
国内分布 神奈川、千葉、長野、岡山など
特徴 葉は緑色で、茎や葉脈は白っぽい。少しの苦味と、縮れた葉の華やかさが特徴の葉菜である。苦味を和らげるために軟白栽培される品種もある。炒めたベーコンと苦味の相性もよい。
品種名 切葉系(縮葉系)、丸葉系(広葉系)
料理名 サラダ、リゾット、マリネ
調理法 生食(サラダ)、加熱調理も可。
加工品 なし
選び方 しっかり実が詰まった球で、切り口が新鮮なものを選ぶ。
保存方法 ペーパータオルに包んで密閉できるポリ袋に入れれば、冷蔵庫で2~3日保存可能。
栄養 β-カロテンが多い緑黄色野菜。カリウム、カルシウムも多い。
備考 野菜としての正式名称は「エンダイブ」であるが、調理業界ではフランス語起源の「シコレ(chicoree)」とよぶ。一方、近縁種の「チコリ」は英語由来のendiveのフランス読み「アンディーブ」で混同されている。