e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

トレビス

トレビス

この食材のレシピ

分類 キク科ニガナ属
原産地 ヨーロッパ
学名 Cichorium intybus var. folisum
外国語名 red-leaved chicory (英)、italian chicory (英)、cicoria rossa (伊)、radicchio rossa (伊)
別名 レッドチコリ、ラディッキオ
由来 イタリアの野菜の品種名Radicchio di Trevisoに由来するといわれる。Trevisoはイタリア北東部の地名でradicchioの有名な産地。ただ、本来のTerviso産は細長い品種であるため別物であると考えられる。
歴史背景 同じキク科ニガナ属にはヨーロッパ原産のエンダイブやチコリーがある。これらの種は、ほろ苦い味を楽しむ野菜として好まれてきた。トレビスやチコリーよりも早く幕末に日本に渡来したエンダイブも含め、和食に生食で取り入れにくかったためか、近年になり、栽培や使用が徐々に盛んになってきている。
伝来 1980年代になって輸入された。
時期 11月~3月
国内分布 アメリカ(カルフォルニア)、チリ、メキシコからの輸入
特徴 チコリと同種であるが、チコリが萌芽を食べるのに対し、トレビスは結球した葉を食べる。葉身は紫色で葉肉は白い。葉の肉質は柔らかくサラダとしたり、料理の敷物とする。キク科特有の苦みがある。
品種名 タルディーボ:不結球。プレコーチェ:半結球、長く、幅が広い葉をもつ。キオッシャ:結球。日本ではこの品種をトレビスとよぶ。苦味は少ない。ヴェローナ:結球。長頭形。苦味がある。キオッシャとともに日本でよく見られる品種。イタリア北東部の地名Verona(ベローナ)に由来。
料理名 サラダ、メインディッシュの添え野菜として
調理法 生食が一般的
選び方 萎れていないものがよい。
保存方法 湿らせた新聞紙でくるむなど湿度を保持して冷蔵庫の野菜室で保存する。
栄養 水分が多く、特徴的な栄養素はほとんど無く、食物繊維やカリウム、ビタミンCなども少ない。赤色はアントシアン色素による。