e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

ヒノナ/日野菜

ヒノナ

分類 アブラナ科アブラナ属
原産地 滋賀県蒲生郡日野町
学名 Brassica campestris var. akana
外国語名 Hinona
別名 緋の菜、あかな、えびな
由来 日野で見つかったことから「日野菜」、赤紫の色が茎や葉脈、根などにあることから「緋野菜」とよばれる。
歴史背景 約500年前、当時の領主蒲生貞秀が日野町鎌掛(かいがけ)で発見したと言い伝えられている。その後、江戸時代(1751から64年頃)に種子商の吉村源兵衛が改良して現在のような日野菜にし、行商して広めたと言われている。
伝来 日本在来種
時期 10月~1月
国内分布 滋賀県蒲生郡日野町
特徴 カブの仲間。根の太さは100円硬貨程度で、地上に出ている上部が赤紫色、下部は白色をしている。茎や葉脈も赤紫を呈する。独特の辛味と風味をもつ。古くから酢漬けやぬか漬けに利用され、漬け込むと淡いピンク色になることから「桜漬」とよばれてきた。
料理名 漬物
加工品 日野菜漬、桜漬、ぬか漬けなど
選び方 みずみずしくシャキッとしていて、色がきれいなものがよい。根はひげ根が少なく、表面がなめらかで半分くらいまでは太さを保っているものを選び、極端に細いものは避ける。
保存方法 すぐ使わない場合はポリ袋に入れて冷蔵する。葉と根を切り分けて別に保存する方が葉のしなびの影響をうけにくい。
栄養 葉にはβ-カロテン、ビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウムなどが含まれる。根にもミネラルやビタミン類が含まれるが、葉の様に多くはない。