e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

マコモ/マコモタケ

マコモ

分類 イネ科マコモ属
原産地 東南アジア、東アジア
学名 Zizania latifolia
外国語名 manchurian wild rice
由来 マコモに黒穂菌が寄生して肥大した姿がタケノコのように見えることから「マコモタケ(真菰竹)」と名付けられたとする説がある。
歴史背景 マコモダケから採取した黒穂菌の胞子をマコモズミとよび、眉墨、お歯黒、漆器の顔料などに用いられてきたという。
伝来 古くから自生
時期 9月から10月頃
国内分布 中国や台湾からの輸入がほとんど。国内では三重、石川、長野、佐賀、山形など。
特徴 マコモは沼地や川のそばに生えるイネ科の多年生草本。イネのように株元から茎と葉が茂り、2m近くに成長する。この茎に黒穂菌(Ustilago esculenta) が寄生すると株元に近い茎が肥大化して「マコモダケ」とよばれる。柔らかいタケノコに似た食感で淡い甘みがある。中国料理では高級野菜とされる。
料理名 炒め物、素焼き、天ぷら など
選び方 茎が3cm位の太さになって、白くツヤのあるもの、切り口がきれいなものが良い。膨らみすぎたり、緑の濃いものは収穫が遅れており、断面に黒い斑点(マコモズミ)がでることがある。この場合、食味は劣る。
保存方法 乾燥しないように、ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存。固めに下ゆでして、適当な大きさに切り、冷凍することもできる。
栄養 水分が多く、カロリーは低い。食物繊維が多く、カリウムや葉酸などを含む。