e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

ルバーブ/ショクヨウダイオウ

ルバーブ

分類 タデ科ダイオウ属
原産地 シベリア
学名 Rheum rhabarbarum
外国語名 rhubarb (英)
別名 マルバダイオウ
由来 学名は「野蛮人の根」と言う意味のラテン語reubarbarumに由来する。ただし、野蛮とは「珍しいもの」、「異国のもの」といった意味でキリスト教徒から見ると異邦人である蒙古系タタール族が栽培し好んで食べる植物だったからとされる。
歴史背景 3000年以上前から栽培されていたとされる。中世ヨーロッパでは薬用にも用いられた。
伝来 明治期に移入されたが、ほとんど普及しなかった。
時期 国産は5月~6月頃。輸入品は通年。
国内分布 オランダ、ベルギー、アメリカ合衆国、オーストラリアからの輸入がほとんど。長野、北海道などでわずかに栽培されている。
特徴 漢方薬のダイオウ(大黄)の仲間。ショクヨウダイオウ(食用大黄)ともよばれる。根から太い葉柄が伸び、その先に大きな葉がつく。葉柄が赤色の品種と緑色の品種がある。いずれも食用にするのは葉柄の部分。肉質はフキより柔らかく、アンズ様の香りと強い酸味がある。
品種名 チェリーレッド、ビクトリア、マイアッツビクトリア、マクドナルド、チェリー、マンモスレッド
料理名 ジャム、コンポート、パイ、サラダ など
加工品 ジャム
選び方 切り口がきれいで茶色くなっていないもの、表面にツヤとハリがあるものがよい。太いものの方が肉質が柔らかく酸味もしっかりしている。ジャムにするには赤色種の細いものの方が良い。
保存方法 ポリ袋に入れ、冷蔵。
栄養 食物繊維、カリウムが多い。漢方薬のダイオウは緩下剤として用いられ、近縁種のため同じ成分(センノシド)を微量だが含んでおり、敏感な人は下痢を起こす場合がある。