e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

野菜類

ミント/ハッカ

ミント

この食材のレシピ

分類 シソ科ハッカ属
原産地 北半球の温帯、アフリカ、オーストラリアで多くの種が自生する。スペアミントはヨーロッパからヒマラヤ、アップルミントはヨーロッパ南西部、ペパーミントは種間雑種である。
学名 Mentha spp.
外国語名 mint (英)
別名 薄荷、セイヨウハッカ(ペパーミント)、ミドリハッカ
由来 日本在来の薄荷(ハッカ)とヨーロッパから伝わってきたスペアミント、ペパーミントがある。
歴史背景 日本の在来の薄荷は、天然のハッカ油やハッカ脳を生産するのに用いられたが、合成品の普及で栽培、製造はともに減少している。
伝来 江戸時代末に渡来し、オランダハッカと呼ばれたミントは、スペアミントの変種と考えられる。
時期 通年
国内分布 各地のハーブ園
特徴 ガムや歯磨きのさわやかな香りでなじみ深いミント。香り成分メントールがその正体である。世界各地に多くの種と変種があるうえ、容易に種間交雑が起きるため数多くの雑種も存在する。香りもそれぞれに特徴がある。
品種名 スペアミント、ペパーミント、オレンジミント、アップルミント、ハッカ
下処理 よく洗って汚れを落とし、水気を切る。
料理名 ハーブティー
調理法 刺激のあるさわやかな香りを生かし、生でサラダや菓子のアクセントとして用いる。また、羊料理の臭い消しとして乾燥品を用いる。ソースに加工し用いることもある。
加工品 乾燥品、ハッカ油(精油)、ハッカ脳
選び方 傷のない、きれいな葉のものを選ぶ。
保存方法 しなびないようにポリ袋に入れ、冷蔵する。長期間保存するには乾燥もよいが、さわやかさが低下する。
栄養 精油成分の中心はさわやかな刺激のある「メントール」。日本在来のハッカのメントールが70%と多いが苦みが強い。ペパーミントはメントール、メントールエステル、アップルミントはピペリトンオキサイドを含みリンゴ様の甘い香りもある。
備考 多くの種と変種があるうえ、数多くの雑種も存在するため、総称として「ミント類」と呼ぶ方が正しいが、ここでは通称名としてミントと表記している。