e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

果実類

グレープフルーツ

グレープフルーツ

この食材のレシピ

分類 ミカン科ミカン属
原産地 西インド諸島
学名 Citrus paradisi
外国語名 Grapefruit, pomelo (英)、pamplemousse (仏)
別名 ポメロ
由来 果実がブドウのように、房状になることからこの名が付いた。
歴史背景 18世紀前半、西インド諸島のバルバドス島で、ブンタンとオレンジが自然交雑してできた品種とされる。アメリカのフロリダに19世紀前半に伝わってから、急速に普及した。
伝来 日本には大正4年に伝わったが、気候が適していないため、経済栽培は行われていない。輸入が自由化されたのは昭和46年で、現在売られているのは輸入物である。
時期 通年供給されるが、アメリカ産は11月~4月、南アフリカ産が6~9月を中心に輸入。
国内分布 主産国はアメリカ、イスラエル、アルゼンチンなど。日本へはフロリダ産、カルフォルニア産が主力で輸入され、端境期にイスラエルや南アフリカ産が輸入される。
特徴 世界各地で広く栽培されている柑橘類。甘味と酸味のバランスがとれた白肉系(果肉が白色)と、白肉系よりも甘味の強い赤肉系(果肉がピンク色)に大別される。果汁たっぷりで少し苦みがあるが、さわやかな味。果肉がなめらかで種も少なめ。かなりの量が果汁用に加工される。
品種名 ダンカン、マーシュ、トムソン、ルビー
下処理 一般的には横半分に切り、中心の芯のまわりに包丁を入れ、グレープフルーツナイフで皮と果皮を切り離し、専用のスプーンですくう。一房ずつに分けて薄皮をむいてもよい。
料理名 グレープフルーツジュース、グレープフルーツサラダ、グレープフルーツゼリー
調理法 たっぷりの果汁とさわやかな酸味が好まれ、朝食のデザートとして人気がある。生食が主で、ジュースやゼリーにしたり、サラダにするが、煮物にも利用する。
加工品 ジュース、缶詰、マーマレード
選び方 白肉系は、果皮がやや黄味を帯びて皮肌がなめらかでしっとりとし、重みのあるものが良品。赤肉系は、皮肌の赤みが濃く重いものが甘味も強い。どちらも果皮の色づきがよく、形が大きくととのっていて重量感のあるものが果汁が多い。ただし、時期によって食味は異なる。また、寒波にあったものは苦みが強まると言われている。
保存方法 3~5℃。湿度を保って保存する。
栄養 ビタミンCを多く含み、クエン酸も含まれる。
備考 イスラエルから輸入されるスイーティー(オロブランコ)は、ブンタンと4倍体のグレープフルーツを交配してできた品種で、グレープフルーツの仲間である。