e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

果実類

バナナ

バナナ

この食材のレシピ

分類 バショウ科バショウ属
原産地 マレーシア
学名 Musa acumanata
外国語名 bananas (英)、Banane (仏)
由来 アフリカのコンゴの人たちが果実をバナナと呼んでいたことからきたといわれる。
歴史背景 紀元前から栽培されている歴史の古い果物。
伝来 日本には1903年、台湾バナナが初めて輸入された。昭和30年頃までは台湾バナナが主流だったが、最近ではフィリピン産が8割以上をしめている。
時期 年間を通して輸入されている。
国内分布 フィリピン、エクアドル、台湾などから輸入。国内では、沖縄、奄美大島、小笠原諸島などで少量栽培される程度。
特徴 熱帯で最も広く栽培されている果樹。世界で栽培されるバナナの約半分は料理用。日本ではそのほとんどが生食用である。
品種名 キャベンディッシュ、グロスミッチェル、北蕉、モラード、ブランテイン、モンキーバナナ
下処理 果肉を使う場合、皮をむいたバナナは空気に触れると変色(褐変)するので、レモン果汁を振りかけておく。
料理名 バナナソテー、バナナセーキ、バナナケーキ、カクテル(バナナカウ)、サラダ、バナナフライ
調理法 生食、バターソテー、ドリンク、ケーキ
加工品 バナナチップ、干しバナナ、バナナアイスクリーム
選び方 軸が弱くなりもぎやすくなれば熟している。黄色くてももぎにくいものはまだ完全に熟していない。黄色い皮の部分に褐色の斑点(シュガースポット)がでてきた頃が最も甘みと香りが強い。ただし、こうなると日持ちはしないのではやく食べる必要がある。
保存方法 低温障害を起こすので冷蔵庫での保存はできない。果肉が重みで押されると痛みやすいので、保存するときは房を∩の状態に置くか、バナナハンガーにつるすと傷みが少ない。シュガースポットがでて、食べきれないときは、皮をむいて冷凍保存し、そのまま食べたり、牛乳を加えてジュースにしたりすると良い。
栄養 炭水化物が多く、カロリーはやや高め。ビタミンB1、B2、ナイアシン、ビタミンCを含む。
備考 ・1913年頃に、夜店の「バナナの叩き売り」が盛んになり、バナナが人気になった。1~5銭で売られていた。・輸入バナナは、完熟したものは輸入できないため、未熟なうちに収穫し、輸入後エチレンガスで処理する。このエチレンの効果で色づき、熟する。手のひらにたとえて、大きな房をハンド、1本1本をフィンガーとよぶ。