e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

果実類

ピタヤ/ドラゴンフルーツ

ピタヤ

分類 サボテン科ヒロケレウス属(レッドピタヤ)
原産地 中央アメリカから南アメリカ北部
学名 Hylocereus undatus Britton & Rose
外国語名 pitaya, dragon fruit (英)、火龍菓 (中)
由来 ドラゴンフルーツとよばれるのは,果皮の形が龍の鱗に似ているから、あるいは赤い色が龍の目に似ているからなどいくつかの説がある。ピタヤはスペイン語からといわれる。
歴史背景 原産地では13世紀以降のアステカ王国時代には普通に食べられていたとされる。
伝来 日本には20年ほど前に導入されたとされる。九州南部や沖縄で栽培されている。
時期 通年
国内分布 メキシコ、コロンビア、ベトナム、台湾などから輸入されている。国内では沖縄、宮崎、鹿児島で生産されているが、沖縄産が90%以上を占めている。
特徴 サボテンの仲間、サンカクサボテンの果実でピタヤとよばれる。原産地では蕾や葉肉も食用としている。果実は長さ8~13cm、直径6~8cm程度の楕円形である。果皮には鱗状のヒダまたはトゲがある。また、果皮の色には赤、白,黄がある。一般に果肉は白色で内部にゴマ粒のような黒い種子がちらばっている。果肉の色は種類によって異なり、白色の他に赤色、赤紫色、飴色などもある。果肉には甘味と弱い酸味がある。
品種名 世界では20種類以上の品種があると言われているが、日本では果皮の色や果肉の色で大まかにレッドピタヤ、ホワイトピタヤなどと区別されている程度である。
料理名 生食、アイスクリーム、シャーベットなど
加工品 ジャム、冷凍果実
選び方 果皮の色だけで鮮度は判断しにくいが、古いものは鱗片や果皮がしなびているので避ける。
保存方法 収穫後の追熟はしないため、熟してから収穫されるので日持ちはよくない。保存はポリ袋に入れ、冷蔵し、できるだけ早く食べるほうがよい。
栄養 カリウム、マグネシウム、葉酸、パントテン酸、食物繊維などが多いが、ビタミンCは少ない。赤肉種は赤色色素由来のポリフェノールを含んでいる。