e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

果実類

リンゴ/りんご

リンゴ

この食材のレシピ

分類 バラ科リンゴ属
原産地 西アジア
学名 Malus domestica Borkh.
外国語名 Apple (英)、Pomme (仏)
別名 りんご
由来 中国の呼び名「林檎(りんちん)」をりんきん、りんき、りうごうなどと呼んでいたのが転化したと思われる。漢字の林檎は、鳥が好んで集まる木という意味があるとされる。
歴史背景 リンゴは有史以前から食用にされていたといわれる。栽培は4000年も前からされていたといわれ、ヨーロッパでは重要な果樹としてきた。18世紀以降、品種改良が盛んになった。
伝来 日本での栽培は、1871年にアメリカから苗木を導入して始まった。今日まで多くの品種が導入されたほか、日本独自の品種も多く生みだされている。
時期 収穫期は、産地、品種により異なるが8月から11月。晩生品種は、長期貯蔵され、翌年夏まで通年供給される。
国内分布 青森、長野、岩手、山形、福島
特徴 早生から晩生まで多くの品種がある。また、品種によって有機酸含量が異なるため酸味の強いものと弱いものがある。現在の日本の主力品種は甘みの強いものが多いが、ジャムやアップルパイなど製菓材料には酸味や香りの強いものが適している。早生ではつがる、中生ではジョナゴールド、晩生ではふじが中心である。アルプス乙女はミニリンゴの代表品種。また、紅色果皮の品種が多いが、王林や金星は熟すと果皮が黄緑~黄色になる。
品種名 ふじ、つがる、ジョナゴールド、王林、陸奥、紅玉、千秋、世界一、陽光、北斗、スターキング、アルプス乙女
下処理 切り口が変色しやすいので、レモン汁をかけるか、薄い塩水につけて防ぐ。
料理名 りんごのゼリー、クレープ・ノルマンディイ風、アップルパイ、豚肉のソテー・りんごソース、りんごのカップサラダ
調理法 酸味と甘味が調和したさわやかな味が特徴で、生食、ジュースなどに。
加工品 ジャム、ジュース
選び方 へた(花こう部)がついている部分が太くしっかりしているもの、重量感のあるものが新鮮。
保存方法 保存性はよいが市販品は15-20℃で2週間程度の日持ち。できれば5-10℃の低温保存が望ましい。
栄養 甘みは果糖とブドウ糖、ショ糖、酸味はリンゴ酸とクエン酸。ペクチンなど食物繊維が多く、ポリフェノールも含む。ビタミンCは少ない。
備考 「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがある。また、血糖値やコレステロール値を下げる効果があるといわれている。